第13話 人でなく虎でなく

 まずしょっぱな、祭りの後の神社。そんでもって土俵の上で、足跡を引っかくのは―――ってなんぞこいつ、前回、妙に引っかかる動作でバルサの相撲をみていたおっさんではありませんか。綺麗な空に向かって、「うおおおおおおー」とだみ声を放射しました。こいつが刺客か?
 で、同じく、祭りの後の擬似家族なわけですが。水車がCG臭いですなぁ……なんか「動きます」ってのがモロバレだなぁ……。まあいいですけど、バルサの「こいつもなかなかいいカンジになってきたねぇ」というほほえましい空気を感じられて嬉しいです。
 と、そこへ、

  とかち「おばさぁぁぁん!」

 お姐さんだろ! お姉様でも姉御でも可だが!
 まあほっといて、どうやら言伝(ことづて)を頼まれたとのこと。DNDDとしては、手紙の背後で交わされるチャグムとガキ大将の会話の開始時「お……おう」とガキ大将が言いよどんだことが気にかかるのですが。快勝したのなら、「おう!」と挨拶も快活なはず。家帰ってからめちゃくちゃに叱られたかもしれないチャグムに引け目でもあるのだろうか。
 そんなこんなで、バルサはどうやらピンチな模様。そんな時にはお母さん! ちゅーことで早々にタンダの家まで登山して(登山?)、早速その嫁っこから警鐘を鳴らされています。

  嫁っこ「誰なんだ、このカルボって奴は!?」

  せりふ@「チョコレートです」
  せりふA「チョコレートのはずなんだけど名前微妙に違うんだよね。中国の偽モン?」
  せりふB「大丈夫。俺にはお前だけだ」

 とりあえず勘違いさせてみましたが、だからといってオチもないので話を続けると、どうやら何年も前からの商売敵らしいですね。人買いと敵対した時に、そっち側にいた用心棒だと。ってことは、あの着流しの仲間か!? あんにゃろ、姐さんというものがありながら、なんて手広いふてぇ野郎だ(DNDDは脳がひたすら膿んでいるもようです)。でもって、ちょっと無理して余裕ぶるバルサが出かけた後、家には特技:他人フォロー(欠点:大概どこか的外れ)タンダと、しょんぼりチャグムが残されました。家暗いなぁ……まあ昼間は野外活動にいそしむ古い時代のこと、家の中にさしたる光源は必要ないのでしょうけれど。雰囲気の暗さに輪をかけてしまいますよ。

 で、もう夕方です。空が綺麗っすよ空が! すげぇ田舎的な風光明媚スポットにて、カルボとやらとバルサが対峙します―――といっても刃を交えるのではなく、口先だけなんですけど。にしても、このおっさんの格好、バルサの廉価版というかコスプレというか、しかも武器までおそろいに。山狩りにも参加したって、ああ、あの長州小力ズの前で真剣そうにカサいじってたあいつかコイツ。いわゆるストーカーですね。そう考えると、このシーン、ギャルゲーかなんかの告白シーンに見えてきました。伝説の桜ならぬ伝説の岩屋とかそういうやつに。

  ストーカー「明日、街道の門に立て」
  ストーカー被害者「くどいぞ、わたしは―――」
  ストーカー「来るか来ないかはお前の自由だ。
         ただし、来ないならば、お前が来るまで、朝一番にそこを通る旅人を一人ずつ斬る」

 なんで明日から? 今ここでやりゃいいじゃないですか。「卑怯な手段で不意を突かれて負けた」のが気に食わないなら、今ここで正々堂々ぶつかって勝てばよほどすっきりするでしょうに。自分がされて汚いと感じた手法を踏襲して勝ってもしょーもないような気がしますが。わけ分かりません。

 まあとにかく、翌朝ですよ。なんだかんだ言っても、結局門に立ったバルサ。目の前を、一昔前の女優さんみたいな方と、その人が乗った馬を引く坊主(こいつはこいつでトーヤの廉価版のような格好)が通り過ぎた途端―――

  馬「ブフィーヒヒン!!」
  かっぺい「まじでかー!!」

 というか、山口勝平が声優で出てきたことが「まじでかー」でしたけどねホント。ろくた、ろくた! 新一でもウソップでもいいですけど、NHKつながりで。
 まあンなことは置いといて、しりにおでき作った暴走馬をねじ伏せたバルサ―――って、しりのあれはおできじゃありませんでした。ちっさい独鈷(とっこ)みてぇだなと思ってたら、ツブテモノとかいう職種が扱う武器の一種らしいです。見上げた先には例のストーカーと、うんこずわりのおっさんが……って、遠くないですか距離。ゴルゴか貴様! いや、ゴルゴは2000メートル先から眉間に一発! とか嘘もはなはだしい的中率でしたけど、距離長すぎませんかコレ。
 そんな虫のよーないち視聴者は仲間はずれにして、なんかの先生だと分かった女性とかっぺいは、おどおど旅路に戻りました。こうなるとほっとくこともいかず、バルサもこいつらのストーキング開始です。

  タクミ「お前にストーキング勝負を申し込む!!」

 とか他版権のアレじゃあないんですけど(漫画『ストレンジプラス』より)。どうやら馬方らしいかっぺいは、ひたすら怪訝そうにバルサのことを危ぶんでいます。そりゃそうでしょうね、刃物持った女がずっとくっついてくるんだから。それに比べて、先生はやはり大物。とりあえず、一休みのふりしてカマかけてみようかという感じに落ち着きました。あくまで好意的な先生と、ぶっきらぼうなバルサが話すうちに、かっぺいが井戸の蓋を開け―――

  かっぺい「うぁ! なんだこりゃ!!」

  ぎっちりネズミ ← 今週ノ飯(てんこ盛り)

 いや嘘ですごめんなさい石投げないで石いいい痛い痛い(自業自得)。だって思いついたものですから。やっておかないと。
 でもって、カルボの変態プレゼント(ストーキング勝負一番戦)にもめげず、バルサと先生一行は旅路を続けます。雨宿りのために路肩の家を借りて、人当たりが良い先生は、これまた世渡りよく世間話に興じ始めました。用心棒、のあたりで、暴力商売を忌避されるかと思っていたら労われるというビックリに戸惑う、という描写が好ましいですな。そのうちに、なにやら寓話の話となり―――虎になった奴の話、というと、あほの短絡ニューロンが連結するのは山月記ですが。それと明らかに違うところもあれば、似ているといえなくもない部分もあり、フューチャーされているんでしょうか。話の最後にバルサが(虎、か。自分にこの寓話がお似合いになんなきゃいいが―――)といった風な自嘲的な笑みを浮かべるのもまた良し。そのうち、バルサは家を出て行ってしまいました。あくまで小市民なかっぺいはそれを喜びますが、先生はもっと深いところをご推察。これがどう転ぶのやら。
 で、雨あめふれふれの最中に、野宿を決行するバルサですが。またしてもここでストーキング二番戦、「今夜は寝かせない」作戦です。まあこんな使い古されたワードを今更エロい意味でとらえる人もいねぇだろとは思うのですが一応弁解すると、ひたすらツブテをバルサの周囲にぶつけさせて睡眠を妨害するというもので、現代で例えるなら「やたら短い上絵文字ばかりで内容のないケータイメールを朝の2時過ぎまで送り続けてきた挙句、メールの間がちょっとばかしあいただけで電話をかけてくるしかも出るまで(結局コンビニに行ってた8分の間に不在着信38件留守電38件)」といった悲劇に合致するかと思います。どんな管理体制だ! 未来社会だってしとらんわこんなブロイラーみてぇなぎちぎち管理!

  バルサ(ネズミの屍骸に寝かせない作戦―――あのときのあたしの戦法をそっくりそのままするつもりだね)

 ネズミやったんですか?
 で、そのころ、カルボとつぶてのおっさんは、離れたところで打ち合わせです。あ。おっさんの目の周りが青い。夜ならもう拭きとってもいいんじゃないんだろうかアレ(あの目の周りの黒い縁取りは、頬部で照りかえった陽光が眼球に当たるのを軽減するための化粧といわれています。パイレーツとかでよくやってましたよね)。
 そして更に次の日。先生とかっぺいの、雨上がりの爽やかな旅行きに水を注すのは、やはりバルサです。目の周りにクマが付加され、ヤクザパーセントがアップしています。かっぺいも言ってますが、ほんと薄気味悪いよアンタ。そんで、耐えられなくなったかっぺいが先生と相乗りし……って馬アアアァァァ!! つぶて攻撃に足先をやられてがっつり転倒! いた、いたあああぁぁぁ!! ちゃんと先生をかばったさりげないかっぺいの男気は捨て置きに、馬もどっかいってしまいました。まあ馬は道を覚えているといいますから、時間が経てば帰ってくる―――のかなぁ、危ない目に遭った場所まで。 
 で、かっぺいに至極正論な正論をかまされ、バルサもついに腹を括ります。ストーカー最終決戦、「直接思いを伝えたい☆」開始! これが美青年なら絵にもなっただろうに、飛び降りてきた冴えない中年ストーカーの目は虎です。もう心底バルサを追い詰めるのが楽しくてしゃーないらしいカルボは最後の最後まで先生とかっぺいを巻き込もうとして、ついに「俺だけを見ろ!」発言。バルサマニアか貴様! もうこうなったらバルサもブチキレるしかありません。バトルモード移行! 戦闘は見ていて鬼気迫る……のですが、これだけしても槍舞にはならんのですね。カルボの腕はまだまだということか。
 さて、先生の方ですが。逃げおおせたはいいものの、前方に現れるツブテモノ! ポリシーでもあるのか、頑なにうんこずわりを崩さないおっさんに対し、かっぺいも先生を背に両手を広げ―――

  かっぺい「カバディカバディ!」

 そうかこれがKYとかいうやつか(他人ヅラ)。
 そんなこと言ってるうちに、かっぺい一撃シュート! ツブテモノを昏倒させました。綺麗に下あごに入ったんでしょうね。まあ、接近戦に弱いゆえにつぶてという遠距離対応の武器を扱っているんだろうと思えば、この展開もありかなとは思います。そしてとことん出来た人物である先生、バルサのために走る!
 そのころバルサはバトル継続中です。すげぇ! あまりアニメを前面に出しているわけでもなく、だからといって虚構感が失われるわけでもない竹やぶでの戦闘シーンです。笹の葉っぱの落ち方も正しい! そのうちに、言葉でメンタル攻撃をかまされ、ストーカーカルボは自失、バルサは自ら「相手ブチ殺すモード」オンです。殺さずの誓いは!? 現場まで駆け寄ってきた先生が見つけたのは―――なんと虎とカルボ!! ええええええ!? なんぞこれ!? メタモルフォーゼにも限度がありますよコレ!!
 とビビリも収まらないうちに、どうやら雰囲気に呑まれてトラに見えていただけらしいバルサ。一気にカルボを斬―――斬っちゃったーーー!! タンダとの約束も切っちゃった!! 「がおー」って虎の咆哮とともにばっつりいっちまったよおい!!

  先生「あなた……なんということを……」
  バルサ「うるせぇ!! わたしは虎だ!! 近寄ると食い殺すぞ!!」


  ホ ン マ え ん ぎ う ま い よ バ ル サ の 人 !
 で、立ち去るバルサの背後で―――

  ストーカー「……俺が何でちっぽけなんだ……最初から目に入っていなかった……?」

 こうしてひとりの敗者が誕生した。完。

 いや終わってる場合ではない。え? 生きてる。ふられただけで自壊しやがった弱いメンタルのストーキング決戦敗退者が生きてやがります。いや生きてるのは一向に構わんのですけど、なんで傷ひとつないの? 刀鍛冶のいってた『業を断つ』とかいうあれが結実したということなのか―――えええ納得いかねー!! 納得いかねー!! もやっとボール、もやっとボールはどこだ!! ←あまりの展開にDNDDは精神が不安定になっております
 ええとー。なんでしょ。まあ、今回はこんなところで。というか、とっとと次回を見たいので切り上げます。次回を見れば、理由も分かるのかなぁもやもや。もやもや。

  アニメ第13話


第14話 結び目

 さあ、あまりのもやもやにオープニングを飛ばして臨んだ第14話です。が、アニメは次回予告を見ての予想通りではあれ望みどおりには展開せず、すげえ大地の大穴の底の底、トロガイ師が逆さまで水没しておりました。そんでもってその体勢のまま、水の民と延々会話しております。

  水の民「ニュンガロイム・サグ・ナユグ・精霊双方セパレートになります」
       「まったくですあっさりおいしいなあ」
       「そういうことになりそう」
       「ニュンガロチャガラ」


 分かる限り、こんな風に聞こえました。チャガラ?
 いやまあとりあえず、歴史が捏造されてるとか、おチャグぴーんちとか、そのへんまで話は行き着いたようで。尻尾ひっつかんで離さないオババ! 水の民かわいそうだよ! なんか山のようにでかいマンタみたいな奴の引き起こす水流に揉まれてくるくるしながら、ばあ様は思考をめぐらせてます。

 んで、水墨画昔話のはじまりはじまりー(ぱちぱちぱち)。読み手はシュガです。舌を噛め。
 いや脈絡なく呪いとかかけてる場合ではない。とにかく建国正史、原作の奴に八武人とやらがプラスアルファされてます―――って、帝も八武人も現役の連中(おチャグパパとカリュウドレンジャー)そっくりじゃねえか! 認めるかこんな濃ゆい遺伝! 天皇家か! 遺伝されてないのは、カリュウドブラックの髪の毛だけじゃありませんか!
 とりあえず失礼な話は置いといて、画面に出たのは、これまた随分と久しぶりなシュガですが。やはりこっそり借りパクしたままの鍵を駆使して秘文を読み解いているようで、正史と石文の違いに気付いたようです。トロガイと同時並行して理解が進んでいるのですね。

 そして画面は、田舎のあぜ道を行くバルサへ。槍の穂先を確認して、

  バルサ「血もついてない……返り血も浴びていない。確かに斬ったはずなのに……」

 そうだ! 斬ったはずだ! なんでだ!

  バルサ「まあいいさ。なるようになるだろ」

 おいいいいぃぃぃ! ちょ、お前ええぇぇーーー! なんだ! 放置プレイか!! DNDDの残りの人生全面に波及する放置プレイか!!
 どうやらそうらしいです。くそうプロダクションIGめ。そりゃ、斬った斬らなかったと延々思案するのもバルサらしからぬ気性ではあるとは思いますけどさあ! ―――と、バルサ、田んぼのはじっこからぼこぼこいってる泥たまりを見つけました。すみあぶら―――炭油? 墨油? 重油のようなもんでしょうか。
 途端、そこから、なんかが盛り上がってきました! こ、これは……!

  選択肢@小さい巨神兵である
  選択肢A黒いムックである
  選択肢B毛の生えたガチャピンである
  選択肢C生き別れの兄である

 なんとトロガイ師でした! なにしとんだ高齢者! またタマゴタマゴ徘徊してて落ちたんか!?
 とりあえず、黒子ズ(無人君でしたっけ)を懐柔してついでに秘文の間の仕掛け机まで開けさせるようになった非力砂糖(非力レベル:パンに塗るジャムの蓋さえ毎朝だれかに開けてもらう)なんか放置しときまして、タンダん家に担ぎ込まれたトロガイ師ですが。あのドロドロのばばあ運んできたのに、なんでバルサ全然汚れてないんでしょう?

  状況@運んできて着替えた
  状況Aタンダに運ばせたうえに着替えさせた。必殺技:「あんた弟子だろ」発動!
  状況Bイモ袋のように引きずってきた
  状況Cリフティングしてきた

 そうこうやってるうちに、しゅーんとしてるチャグムとか、そいつをとっとと切り捨てるバルサとか、まったく不介入なタンダとかに囲まれて、トロガイ師が目を覚ましました。

  トロガイ「(くんくん)―――くさっ! なんじゃこの臭いは!」
  タンダ「加齢臭です」

 タンダ逃げろ! 「正直者は早死に」のジンクスを振り切るために!
 まあ嘘ですからンなことは置いといて、どうやらトロガイさんいろいろと合点がいったらしく、またしてもぶつくさと独語を垂れ流しています。タンダにせがまれて、それまでの話をしだしたところによると―――
 どうやらカルボにバルサがストーキングされていた時、ばあさんは火にストーキングされていたようです。どうやら火の民らしいんですが、「ぅおーぅいーてぅえーくえー(置いてけ)」と昔話:置いてけ堀を髣髴とさせるこぇぇ口調でぶつぶついって追っかけてきます。うむ。火は水に負け、水は土に負ける。ということで、火の民はニュンガ・ロ・イムに生まれて欲しくないのでしょう。しかし、知識なんてどうやって置いてけというのか。トロガイ師を焼死させるつもりなんでしょうか。
 まあとにかくババアダッシュです。「ヌァハッッッ!!」と聞いたことのない掛け声ですたこらさっさと逃げるばあさん(&モルうさ)。「こりゃ、石にでも刻んでもって帰るしかないね!」というのは石版の隠喩でしょうね、多分。
 でまあ、石版相手にとにかく体力のなさを前面に押し出してくるホワイト小僧(どうもこいつ、水妖は成体で皇子にとりついた途端に乾期が去るものだと思ってて、水妖(ニュンガ・ロ・イム)はまだ卵で孵化していないから無力であるということを知らんらしいですね)であるとか、DNDDにはくれないくせにタマゴ粥たべようとしてる擬似家族ズ(当たり前です)とかを挟んで、まだまだばばあアドベンチャーは続きます。
 なんか今度は袋小路な洞窟で、大声で喋っています。そんな声だしたら反響しますよー。溶岩洞窟なんでしょうか(溶岩洞窟は物音が響きません)。でまあ、変な土にまみれて逃げて逃げて―――って土じゃなくてうんこでしたコウモリの。DNDDが前回うんこうんこ言ってたこともあり、妙な因縁があってもぞもぞします。そうこうしてると、こっちのストーカーも伊達でなく、火の玉がトロガイ師におっつきました。でもって、さらにエスケープをかまし……

  トロガイ師「うあああぁぁぁぁ!」

  ばっちゃーん!! ←ばあちゃんだけに

 いや下らない駄洒落を引き合いに出している場合ではない。地面が抜けて、ばあさん地下水脈にダイブです。腰大丈夫ですか? 圧迫骨折とか単に骨折とかしててもおかしかないですよコレ。でもってまだまだおっかけてくるアグレッシブなストーカーの火の民、トロガイ師はぐんぐん水に乗ってザーザー滑っていきます。

  長島スパーランドの前身である

 行ったことないし知らんですけどね長島スパーランド。なんかCMでやってるもので。
 で、ひたすらワイルドなウォータースライダーを満喫して、ちいさい出口から出てきたトロガイ、さすがにしんどそうです。うんこ丸ごと洗い流せてよかったね! べたっと大の字に転がった時に、地面にしみこむ水の表現がいい出来! が、敵もさるもの、水をぐらぐら沸き立たせつつまだ追っかけてきます。で、声に呼ばれるまま逃げ込んでみると……食われる!? あわわ、鍾乳石に擬態していた半透明なデカイソギンチャクが!

  トロガイ「くそう、あたしゃまだ人生の半分も生きちゃいないんだ!」

 ながぁ!! やめろよタンダより長生きしそうだよ順番守れよ!

  自称:人生の半分も生きちゃいない乙女「(モルうさを突き出し)食うんだったらこいつを先に食え!!」
  モルうさ(心境: ( ◇ )=゜ ゜ )


 とんだ裏切りです。

  某名せりふ「裏切ったんじゃない。見限ったんだよ」

 いやいやいやいや非常食よりなお悪いわ! いや、非常食って「『非常』時に自分が『食』う」でなくて「『非常』時に敵に『食』わせてそのすきに逃げる」なのか? そんな言葉と言葉の隙間をつっついてる間に、トロガイ師はばっくん食べられてしまいました。よかったねトロガイさんデカイソギンチャクがリクエストに答えてくれて! 確かにコンマ一秒モルうさの方が早く食われてたよ(いらんフォロー)! そして明らかに冥界に片足突っ込んでる目付きで、黒々としたとこに呑み込まれ、バルサの前にどろんどろんになって参上し―――
 ―――で、今に至る、と。ひたすらすわった目付きで語り終えたトロガイ師を出迎えたのは、愛弟子の爆笑と、バルサの衝撃発言でした。

  バルサ「しかし ☆ウンコ☆ とともに帰還するなんて(すッげえいい笑顔)―――」

 何で今回こんなうんこ尽くしなんですか!? スタッフの遊び心ですか!? スタッフの悪ふざけですか!? 週末の朝8:00という朝ごはんタイムにぶちまけるにはあまりにタブーなワードをぺらぺら喋らせるとは「この視聴者どもがこちとら徹夜徹夜で朝八時って何ですか? 状態なのにチクショウめ一発かましてやろうか」とかそーいった嫌がらせですか!? まあご飯中でも平気で飛び降り自殺の音についてとか司法解剖についてとか「人間の脳みそってほんと木綿豆腐の硬さですよね」「まあそんなこといったら硬膜は醤油煎餅(割と硬い円いアレ)みたいなもんだしな」「どーりで鉛筆一本で殺人できるはずだよあっはっは」といいながらほがらかに笑いつつ湯豆腐食ってるマイ家なんでDNDDは屁でもありませんけどね。
 とりあえずそんなん誰も突っ込まなかったようですし、DNDDの心もハンスト決行のモルうさの可愛さに奪われたところで、話題はなぜに建国正史が丸まる嘘かということへ。あれ? おチャグ、先祖が嘘ついてた、というところに噛み付かないんですね。お子ちゃまっぽくキャンキャンやってほしかったんですが。

 で、やっとこさシュガなんですけど。だからお前、出したら片付けろよ石版! でもって、ひとりでショッキングハートを堪能していたところ、唐突に閉じ込められる砂糖様! いじめか? いや、どうやら、ご主人様のお早い帰宅だった模様です。バレる! って、聖導師の野郎、秘文の間の鍵を抜き取ってどっかいってしまいました―――って、鍵! え? 本格的に出られなくなったんじゃないんですかこれ?
 やはりそうであったようです。中では扉をさすって、シュガが困惑中。

  砂糖「やば。冷蔵庫のプリン賞味期限なのに……」

 便所どうするんですか?
 ともかくシュガ、この一瞬も無駄にさせじとばかり、階下へ引き返していきました。ていうかじいさん、シュガが中に入っているの承知で、罰を与えるつもりで閉じ込めたんでしょうか。謎です。
 まあ、今回はここまでです。プリンの命運やいかに。では、四コマでもお読みになって、次巻までお楽しみを絶やさぬようお過ごしください(ぺこり ←お辞儀音であって腹ペコ音にあらず)

     アニメ第14話