ベルジ・タスク

 ポッカ島というド田舎の孤島に暮らしていた十七歳くらいの少年。

 ひょんなことからポッカ島を殲滅しに動いてきたロボットを、己自身の血と魂によって「魔王の骨」から存在変換させた「魔導兵器クロイツ」により撃退。その才能をマジェンガ国に買われ、人類根絶を画策するロボットたちに立ち向かっていくこととなるのだが―――



蛇足:
 しょっぱなこそ主人公らしいカッコつけた言動がみられたが、まぁ字の読み書きは出来んわ船酔いは反吐マックスだわプリティ女子のラブ☆モーションに毛ほども反応せんわシュークリームかじって感極まったあまりむせび泣くわで、今となってはカッコつけた言動がみられようもんなら違和感が鼻について仕方がない天然育ちの天然野郎である。

 幼い頃に海賊プラーティンと刺し違えて死亡した父親を「英雄」と呼んで胸を張り、思春期まっただ中(17歳くらい)の今現在もその服装を生き写しに真似するほど尊敬している。よって、自分の世界を平和に保って生活することこそ、父親に報いることであり、自分の使命であると気負っていた。ロボットに出会って、自分の世界が「島」のみでなく「島を含めた全世界」へと広がったことにより、「海賊等と戦うこともある、ただの島民」から「人類の敵をたたきつぶすクロイツ使い」へと人生がオーバートレースされたのも理解できようというものだ。

 基本的に根明(ねあか)で人当たりがよく、少年漫画の主人公らしい主人公(爽やかスポーティな陽気タイプ)と言えるが、どこのどいつよりもぶっちぎりで空気を読めないところがある(シュウガもKYはKYであるが、奴は「空気を読む気がない」のKYなので質が異なる)。ミト様☆ショック発動の際の彼の様子は、その代表と言えよう。

 ただ、クロイツと同化したことによってか、ロボットに対する狂気じみた破壊衝動にさいなまれるようになっており、今後ともこの性向が維持されるかどうかは定かではない。



※ミト様☆ショックとは

 マジェンカ国で「女神様」と崇め奉られ、ありとあらゆる権力と畏怖(いふ)と崇拝を従える少女、ミト・ジュエリア(15歳)。

 王宮の薄暗い奥底にて、怜悧冷徹で半眼を崩さない彼女は、

 なんと街中にてローブを取ると、

 萌え少女☆メルパトラ・アーロ(15歳)へと変貌する!(萌えの使い方ってこれであってますか?)

 初対面の田吾作(ベルジ)をデートにひっぱりこんでショッピングにしけこんだ挙句、語尾および字間に「☆」が入ることも辞さぬその姿勢は、ゼロクロファンを(作画担当の吉岡公威もろとも)ポジティブな恐慌状態に陥れた。ちなみにこのミト様☆ショックのせいで、ゼロクロ感想を月刊で載せているブログは、アクセス数がフェーダードライ並に跳ね上がるという珍現象に見舞われたらしい。



※注意※「フェーダードライ」とは

 ベルジが融合したクロイツの名前。

 マジェンカへ向かう大型船ブルーメンシュトラオス号にてロボットに急襲されて戦った際、ものすごく跳ねた。