第3話 死闘

 2話目の最後、二つ月のシーンからリピートしての放送となった3話目です。
 この戦闘シーンも見ていただくしかない素晴らしさなのですが、DNDDが気に留めた点といえば、狩人たちの・ひた走る場所が農道であれ水田の中であれ足並みがまったく乱れないプロ陣形や、口笛と舌打ちを使ったカリュウドレッド(まだ引っ張る)の指示方法であるとか、バルサの「フォーメーション」発言とか、遠近で走るスピードの描写が変化するところまで配慮された丁寧な表現とか、槍を握るバルサの素手を狙うカリュウドレッド(もういいよ)の刃とかですが。この辺りは人によりけりですので。
 そんでもって、ついにガタがきた槍の穂先は宙に飛び、バルサの勝機も宙に飛び……というわけではありませんが、わき腹をざっくりやられたあげく、右肩に手裏剣も刺さります。出血の感じがリアルでいいですね。アニメのデス○ート最終話の照に分けて差しあげてください。
 そして木陰に隠れていたチャグムを回収するカリュウドイエロー(勝手に配役)。なにやら布のようなもので意識を失わせています。クロロホルムですか? クロロホルムは人によってはショックをおこして死ぬ事もあるので危険なんですけど、まあクロロホルムなんてありえないのでとんだ杞憂です。
 そして皇子は俺が連れ帰る、というこの頬骨の出たスネオみたいなカリュウドレッド二号(二号?)は誰でしょうかねえ。カリュウドイエロー(ゴツい細目)とカリュウドブルー(鼻キズこさえた怪しいロンゲ)に偉そうになんか言ってるので、モンの次に偉いジンさんでしょうか? 狩人は好きですが、一年経ってもクラスメイトの苗字を覚えきらずどの顔とも一致することがなかったという高校時代の遍歴からお分かりのように、ただでさえ人の名前を覚えるのが苦手なDNDDにとって、カリュウドレンジャーの酷似した通称は酷以外の何でもありません。いやこの遍歴は、単にDNDDの性根の根本的欠陥という背景が色濃いですけれども。
 次いでトーヤとサヤが船に隠れてる場面です。水面の反射が、ここぞとばかりに美しいですね。どうやらバルサのことをタンダに伝えよう、という感じに話が流れました。しかし、どうやって見つけるのかとのサヤの真っ当な質問に対し、

  トーヤ「なぁに、このトーヤ様は伊達に扇の下一の頼まれ屋って言われてるわけじゃない。
       宿屋から飯屋まで、タンダのいそうな場所を片っ端からあたって調べるまでさ」


 どうやら伊達で間違いありません。こんな片っ端からあたって砕ける事明白な頼まれ屋が、どうしてナンバーワンになれましょう。それとも、それを補って余りあるすぱしっこさとパワーがあるのかもしれませんが。
 サヤのアイディアで、タンダの行方を推理する二人。こんなにタンダ宛の注文が残ってるって事は……って、字が読めるんですね、二人とも。ストリートチルドレンっぽいから、てっきり文盲だとばかり思ってました。
 そして、場面は暗転し、チャグムを抱えたカリュウドレッド二号が川原で佇んでいます。そしてチャグムを寝そべらせて、造花と色紙を取り出し、なにやら過去の回想です。
 夕方の宮らしきところで、口をゆすいでいるのか嘔吐しているのか判別しかねる様相で井戸端に座り込むのは、前髪を失った幼いスネオ(オプション・鼻血)。そこに、さらにちっこいチャグムが通りかかります。

  ぷちチャグム「叱られたのか?」

 いやいやいや。こんなえらくボコにするのは「叱る」じゃなくて「怒る」といいます殿下。その子のためを思っての体罰でなく、自分の感情の発奮のための暴力ですよ殿下。まず「ぶたれたのか」とか聞きましょうよそこは。
 皇族に恐れ多い、と土下座して一言も発さない彼の態度はどこふく風と、まったく空気を読まないぷちチャグムは、持っていた丸い菓子を差し出します。

  ぷちチャグム「遠慮するでない。余は二つ貰った」

 誰から?

  選択肢@いい子にしてたらお父さんから貰った。
  選択肢Aいい子にしてたらお母さんから貰った。
  選択肢Bいい子にしてたらそれにムカついたらしいお兄ちゃんから貰った(もれなく毒入り)。
  選択肢C本当はシュガから取り上げたのだが、
        カツアゲという皇子にあるまじき衝撃的事実の表現をまろやかにする為、「貰った」とうそぶいた。
  選択肢D実はツンデレである。
        「あ……あんたの為につくったんじゃないんだからね! 勘違いしないでよね!
         2個あって、ふたつも食べたら太っちゃうから、あげるだけなんだからね!」

 いや調子に乗ってエセ問題を妄想から醸成している場合ではない。そんなこんなのうちに脳内思い出エピソードは終結し、名前がジン君とわかったレッド二号(愛称はほお骨スネオ)は、帝と皇子の情愛を失わせてしまうくらいならば自分の命なんざクソ食らえ、とすげぇ理由でチャグムを殺そうとします。
 か、そのムードは、バルサの一撃によってジンの意識とこめかみごと粉砕されました。前フリのわりにあっさりと気絶した彼を放置して、バルサはチャグムを背負って山の茂みの中へ姿を消します。
 そんでもってしばらく山道を行くうちに、意識を取り戻したチャグムとすれ違いようにして、バルサはばったりと倒れ付します。美人なかんばせにはもの凄いクマです。血がたりねぇーと顔面全体で主張しています。

  バルサ「この先に、クマの背中に似た岩があるから……そこを越えて草地に出たら……」

 すっげぇとこに住んでますねタンダ。てっきり「越える」って「横を通って出る」って意味で、横を通れるくらいだから、熊の背中の岩の大きさはせいぜい二階建てビルくらいに考えていたのですが。そうでもないようです。町に行こうとするたびにあんなとこ分け入ったり乗り越えたりですか。どんな苛烈を極めし通勤路ですか。
 そしてバルサはあまりの失血に、本格的に気絶し……

  チャグム「バルサァ!」
  がしっ!
  チャグム「バルサ、バルサ!」
  ゆさゆさゆさ

 怪我をした右肩をつかんで揺さぶるんじゃない!
 まあそれでも起きないと悟ったチャグムは、一人で山奥に走ります。おチャグアドベンチャーの開始です。しょっぱなから滑って転んで尻で泥んこ滑り台を満喫。まったくもって前途多難な幼弱プリンスです。そして本当にコレの形容として熊の背中といった表現が正しく当てはまるや否やといったくらい超絶でかい岩が目の前に……てかこれ岩じゃなくて岩山じゃなかろうか。むしろ。
 そして、山肌で滑るチャグム!

  チャグム「うああああああぁぁぁ……」

  完。

 とかならなくてよかったですよね。すげぇきわどい生死のさまよい方をしているバルサを救う為、内臓ぶちまけた鹿の横を通ったり、はぐれ狼にストーキングされたりしつつも何とか岩越え森を抜け、平地を突っ切り沼でおぼれてます。ってあれ? おぼれてるよこの子。

 タンダ「大丈夫かっ!?」
     「君、こんなところで何をしてるんだ?」

 真正の王子(捏造)の参上です。おや、トーヤの情報では湯治場だったのでは……と思っていると、どうやらあまりの売れ行きに在庫を切らした薬草を取りに帰ってきたとの事。さすがは中年でも爽やかプリンス(嘘っぱち)、そう簡単に裸体はさらしはしないようです。
 そして「バルサがぁ……」の一言で顔色を変える彼。二年も音信不通だった女に対して、こらまたずいぶんと熱い。第六感の全ペクトルがバルサに集中しているだけのことはあります。

 そのころバルサは、過去の記憶を体感していました。戦闘シーンは見所ばかりですね。ジグロとその友人の槍舞です。また凄い風に描きこんだもので、微妙に誇張された表現とかも、とてもマッチしています。幼いバルサも、神妙に所在無さげに、えらく影の薄い初登場です。

 タンダ「バルサぁー!!」

 王子が出ました! 意識のないバルサに駆け寄って、必死に声をかけますが、反応はなく……
 といった感じで、次の話に進みます。小休止には不足ですが、ここで阿呆な四コマでもいかがでしょうか? では、どうぞ。

          第3話漫画
          第3話漫画+α


第4話 トロガイの文

 風景も美しい雨の中、タンダがバルサを背負って走っています。バルサがチャグムにそうするのと同じスタイルです。そして、やたら切羽詰って目つきが悪い感じのまま、独り言をつぶやいています。

  タンダ「二年待って……俺はまだ、お前と一言さえ話してねぇんだぞ、バルサ……!」

 にわかべらんめぇ口調です。なんちゃって王子にあるまじき悪態のつき方ですが、まあしょせんはなんちゃってなのでまあどうでもいいです。
 そして場面は変わり、湖の脇に誰かが突っ立っています。ぎょろ目の年寄り、トロガイです。なにやらモルモットっぽいウサギを、でかいわっかのようなひさし帽子にのっけています。モルウサ。なんでしょうかあれ?

  選択肢A:非常食。
  選択肢B:実はあれこそがトロガイの本体。

 五択もいい加減飽きたので二択にしましたが、低レベルという意味ではさして変化はありません。まあペットか、孤独老人の家族という名のやはりペットか、ペットにもかかわらず人語を話し「相棒だ」とかずうずうしくのたまうキテレツ動物か、なんかそのあたりでしょう。そんなこといってるうちに婆様は巨大なウーパールーパーと奇跡の意思疎通を図り、上手くいかなかったのか、ひっくり返ってくだを撒いてます。DNDDがはっきりと聞き取れたのはニュンガロ・イムとニュンガロ・チャガだけでした。思わせぶりな単語だけこぼして去るとは、どこぞの少女マンガのボーイフレンドか、どこぞの少年漫画の悪の親玉のような手並みです。あなどれません。

  トロガイ「こちとら一月も待ったんだから、水の民ももうちょっと気張ってくれればいいものを!」

 一ヶ月もこんなことしてたんですか? 人生に余裕ありますね。とか感じてしまう現代人のさががちょっぴり淋しい今日この頃。フフ。
 とか自虐ちっくな笑みとか浮かべてる間に、トロガイは卵! と、なにやらそこらへんの卵よりもよっぽど卵っぽい目ン玉をぎょろつかせつつ、ピンときた様子。うだうだと独り言を並べながら、今後の行動方針を決定し、追っ手にかかっていたカリュウドレンジャーを始末しにかかります。

  トロガイ「おい、出てきな!」

 姿を見せたのは、カリュウドブラック(なんか全体的に濃いやつ)と、カリュウドホワイト(どう見ても脱色ヘアーの鬼太郎を連想するよりほかない小僧)でした。ババアバトル開始です。ちゃんと原作の風景が踏襲されているのがうれしいところですな。結局はトロガイの一人勝ちで、ココアの山のごとき泥人形の、やたら息苦しい形相を呈させる毒薬(なんなんでしょうねあれ)にやられ、ぽっくり悶絶したカリュウドブラックとカリュウドホワイト。トロガイは足元に戻ってくるモルうさ(略した)をほっといて、パイプのような習字セットでお手紙を書きます……あれ、お金盗まないんだ。慰謝料とか適当に建前を立てて建前の赴くままふんだくるか、建前なんざ最初から気にせず身ぐるみ剥ぎ取るかして、宮まで戻れねぇようなふんどしいっかん姿にしてやればよかったのに。無論剥ぎ取った服は、売り飛ばさずに、湖に投げ込んで水浸しに。服がないとなれば逆に素っ裸での宮までダッシュという強攻策を決意させる可能性がありますが、服はあるとなれば、乾かして着て帰ろうという方向に雰囲気は流れるというもの。丁寧に襟元から袖まで泥を塗りこんでから、湖畔のできるだけ目に付きやすいところにセットしておきましょう。乾くまでの数時間を、羞恥と汚辱に自尊心をずたぼろのぞうきんにさせることに費やさせるのです。
 とか婆さんがやってるうちに(やってません)、舞台はエリート街道をうなぎ登り中のシュガへ移ります。とても文官とは思えぬガタイにひげと見せかけた木の根っこを生やした聖導師&カリュウドレッドことお頭モンと共に、なんか三国志とかに出てきそうな容姿の帝に御簾越しにお目通りです。
 帝はカリュウドレンジャーがやられたと聞き、少数精鋭アタックから人海戦術に方向転換することにしたようです。

  細いひげ「ふむ……では、方法を変えよう」
  ゴージャスひげ「はぁ?」

            (なんでじゃぼけぇ)

 心の中の悪態はこんな一文では到底足りない奔流のごときであろうと察するに易い様相の聖導師をよそに、帝が提案した人海戦術で方針は決定ー。
 そして今度はガカイ様のターンです。なんか物はあるけど生気は閑散としてる部屋だなあとかおもってたら、チャグムブラザーのサグムが登場しました。ガカイ様の隣で、なにやら書き取りだか写経だかわからない課題をこなしていたようです。

  サグム「弟の母君の心配をいたすのが些事と申すか」

 おや? いい人ですねお兄やん。なんかチャグム思いのせりふがずらずらと出てくるんですが。軟弱どころかひたすらモヤシっつーかひたすら日当たりの悪いところで丈だけ伸びた雑草ですんませんみてぇな兄貴は、ふっと独り言めいた呟きを発します。

  サグム「チャグムが庭を元気に駆け回るのを見るにつけて、余は幸せな気分になれたものだ……」

 ええー? 妬みませんか普通妬みませんか? DNDDは兄貴から手のひら大サイズの石6個投げつけられましたよ(二階から狙い撃ち)。まあ後で保護者の裁縫道具から持ち出した巨大たちばさみ(ゲーム「クロックタワー」並み)を目玉めがけて投擲してやったんで仕返しは完了していますけど。ちなみにDNDDの凶器は方向を外れて激突した壁を欠けさせ、その場に居合わせた保護者にDNDDのみ怒鳴られました。なんでDNDDばっかり。長男に生まれなかった運の悪さか、階下への石六個の投擲と同階層における裁ちばさみ一丁の投擲についての危険性認識の差か。
 とりあえずそんな身内話はおいといて、アニメの話に戻ると、なんかあの陰気くさい聖導師の部屋に戻ったひげとしらがの二人は、カリュウドレッド率いるカリュウドブラックとカリュウドホワイトの有様に愕然とします。和式便所座りの姿勢のままちょこちょことヒヨコのような歩き方を見せるモンの有様になんとなく笑いを感じる視聴者(俺)をよそに、話は進んでいきます。頭がいい砂糖(シュガの愛称)に、「ひきこもれ」との命令を下し、超絶ひげ達の場面は暗転です。
 ……あれ? CMの間に入ってるような青い画面の丸いやつに、レンガ模様が入ってる。これ卵か。卵割か? なつかしいなあ分裂……って、卵割って偶数の倍ドン分裂じゃありませんでしたっけ? なんか左右非対称なんですが。モザイク卵と普通卵の違いでしたっけ? まあどうでもいいです。こちとらサグ生物なんで。
 次からはタンダサイドの場面です。おお、最低限の縫合道具が。ちゃんと針が縫合針(猫のつめのように曲がっているアレ)であることにちょっと関心。バルサ汗だくです。ムーアの周術期階層の第一期ゆえの体温上昇であって、感染による体温上昇ではない事を祈ります……ってあれ? 包帯はそうやってまくんですか? あーいった巻き方をせずとも、右肩とわき腹で別々に巻いたほうが、包帯を使う量は少なくて済むと思うんですけれど。まあそこはプロ・オブ・タンダ、魚屋のような前掛けを腰に締めた爽やか王子(嘘つけ)の判断に任せましょう。
 そこに歯と……じゃなくてトーヤとサヤが駆け込み、タンダはなんとなく全貌を知ることになります。って、なんかタンダの顔ころころ変わってませんか。オープニングムービーのタンダよりほっぺたが増量されてる気がするんですけど。少佐の顔も変わってましたけど、ここまでだったかなあ。
 タンダが「お前が悪いんじゃない」を口癖に様々なフォローを展開し、B型っぽいなあ(フォローすればするほど対象をドツボに陥れるB型)とかDNDDに思わせていると、そのうちにバルサが意識混濁させたまま飛び起き、ようやっと正気に戻って事情を説明します。わたしの手に負えないねと橋の下で口にしていたとおり、タンダに憑き物の始末を頼みたいとの事。

  タンダ「憑き物ったってな……」
  バルサ「やっぱり、師匠じゃなきゃ無理かい?」
  タンダ「(むか)無理ってこたぁないが」


 ムカっとした! タンダ男の琴線に触れた! 「やっぱり」ってなんだチキショーって思ってやがる! なんだこの素直さ!
 そして案の定ダメでした。光った卵は汗だくになった中年を一人残してまたしてもナユグに去ったもようです。それを知ったバルサは、ふとわずかだけ考え込み、

  バルサ「おい……なんか精のつく食い物ないか」

 カリオストロのルパンです。「血がたりねぇ……なんでもいいから食い物もってこい……」と、千と千尋○神隠しのブタババのような食いっぷりを披露するかと思いましたが、そこは男気タンダの一言で折れました。DNDDがタンダの立場だったら、適当に優しい言葉をにごらせつつ一服もって昏倒させますけどね、多分。外道ですか? えー? だってただでさえ言い出したら聞かない女が、ただでさえ不足している血液を頭に寄せ集めてカッカしてるんですよ。とりあえず血を下げさせるよう患者を管理しないと。
 まあそういった信頼関係に痛烈な裂け目を生むクズ思考はおいといて、タンダはサヤを助手に薬草を調合しているようです。おお、漢方のようだ。サヤは気が利く助手っぷりを発揮しています。

  タンダ「このおばさんとは二十年来の付き合いでね」

 おばさん
 いやまあそうですよね。今年で三十だ、ですもんね。うん。

  タンダ「用心棒を始めたのは、六年くらい前からかな」

 短いですね、意外に。ジグロと一緒に用心棒、という意味で、十二、三年前からやっていると思っていましたが。あれは独りで用心棒を始めたのは、という意味だったのでしょうか。どうやらその六年の当初のころに、サヤとトーヤは助けられたようです。

  タンダ「まったく、このおばさんは本当に強くてね」

 おばさんワードリターン。
 そのうちに、バルサが目を覚ましました。そして非常にむせこみそうな口の仕草できゅうすから水を飲み(てか、あの角度では、一回口に水を含むたびに唇を閉じてしっかり呑み込んだほうがいいのでは?)、バルサの包帯を替えることに……
 って、その場で半裸ですか!? うおぉいプライバシーはどうしたプライバシーは! 配慮したのはトーヤただ一人のみじゃねーか! 仮にも女性の裸体なんぞものめずらしい以外のなんでもない年頃の少年の前(エロい意味でなくまさしく妙な造形だと映る頃ですよね、あのあたり)で、混浴とかそーいった場でもないのになにやってんすか!?

  タンダ「お。この傷は見覚えがあるぞ。初めて俺が縫った傷だ。
       あの時お前、痛くてぼろぼろ泣いたっけなあ」
  バルサ「ちょ……やめな! くすぐったい!」


 なごむな! 着てから! せめて着てからにして!
 まあ飯食ってる異性のど真ん中で毎日半裸さらして着替えているDNDDに言われる筋合いではありませんが、人の事だからこそ気になります。自分に甘く他人に厳しいという身勝手を乗り越えれば立派に一人前。そもそも誰かの手を借りなければ決して一人前にはなれないというのに、あたかも誰の手も借りない事こそ一人前であると言いたげなこの世の中において……って、何の話でしたっけ。
 いつの間にやら、会話は新たな方向へ。

  チャグム「なにやら、お腹がおかしいのじゃ」
  バルサ「なんだって?」

  ぐ……ぐ……ぐ……
  バルサ「はは! とんだ皇子様だねえ! お腹が減った事にも気づかなかったのかい?」
  とんだ皇子様「……これが、お腹が減るという事か……?」

  チャグム は 『おなか が へる』 を おぼえた!
  しょみんど が 3 あがった!

 だからどうしたというコマンドにこそ熱意を傾けるゲーマーも、RPGプレイヤーには多いですよね。ドラクエでモンスター仲間をオスメス一匹ずつ全種類集めたり、FFでカードゲーム極めたり、幻水シリーズで料理極めたり。DNDDはミニゲームはまったく興味なく、あのミニゲームをこなしておかないとココのイベントがこなせないと分かったりするするとものすげぇ嫌気が差します。やってもやらなくてもいい小さい遊びだからこそミニゲームなんでしょうが。
 まあとりあえず、はら減り小僧の出現によって、バルサパーティーはご飯タイムです。今週ノ飯はこの汁物かぁ。DNDDにもすすらせてください。
 そうこうしていると、扉から入ってくる人影が!

  バルサ「誰だ!」
  トロガイ「……たまご……たまご……たまご……」

 まごうことなく徘徊老人です。トロガイさん、ずっとこうやってひとりで繰言をたれながしながら野山を越えてきたんでしょうか。周囲がポカーンとしているのをよそに、勝手に人ン家の夕食を食った挙句、おチャグに箸を突きつけるというごはんマナー違反もなんのそので絶叫。たまごおおおぉぉぉぉ!!
 とりあえず、その瞬間に、トーヤが箸でつまんでいたタマゴらしきものを囲炉裏端に落っことしたのは芸が細かいなと思いました。こと、ころろん、という音もちゃんと入ってますし。
 ではよろしければ、次巻のDVD感想にてお会いしましょう。別れの挨拶には心苦しいですが、阿呆な四コマをお楽しみくだされば幸いです。ではどうぞ。

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